バロセロナのペンションを和のインテリアに

2月6日、私は寒さ厳しい日本を後にバロセロナに向けて出発しました。昨年開催された「インターナショナルインテリアコーディネートビジネスプロジェクト」(以下IICBP)の第2弾に参加するためです。今回は家族同伴組も入れて総勢27名の大所帯。関東・四国は勿論、大阪・滋賀・奈良・新潟からの参加もありました。

サクラダファミリア

そもそもこのプロジエクトは、JAFICAメンバーの竹内氏が訪れたバロセロナのペンション「カサデバルサ」のオーナー岡崎氏との会話の中で生まれたものです。ペンションは築100年のヨーロッパ建築で重厚な建物ですが、部屋は白ペンキで塗っただけの簡素な部屋で、所々傷みも出てきたため改装を考えていたところ、竹内氏の「JAFICAのメンバーにコーデネートしてもらっては?」という提案で実現したのです。

空港2

 

204号室 部屋は白ペンキで塗っただけの簡素な部屋

402ビフォアー

サグラダファミリアと桜をかけて日本の桜の季節を表現したいと思いました。1か月前に打ち掛けの着物を送りました。(打ち掛けだけでスーツケースいっぱいになってしまうので)

打ち掛け

 

壁に青空と桜をペンキで描き、右壁に打ち掛けの着物を飾りました。3mの窓に金糸の帯は帯を垂らします。

402部屋2

 

 

 

お花見の桜模様のぼんぼりを3つベットへッドと左壁に。

帯

 

 

 

ドアには前回使用されていた「番傘の暖簾」の番傘をカットして再利用。枝垂桜と番傘のドアにしました。収納が少ないので、白のボックスを用意。上に桜模様のライトを置きました。桜つくしの部屋となりました。

402中山2桜照明 (2)402番傘扉1000