3Dパースで108人収容のマホガニーの会議室を紹介しています。マホガニー材は世界3銘木の1つでワインレッド色の高級感のある木材です。今回依頼のあった108人収容の会議室の壁にはマホガニー材を使う事にしました。天井は織り上げ天井とし、せり上がりの部分にコーブ照明を配します。シャンデリアを2台。後はすべてダウンライトの照明とし、高級感を演出します。両サイドの窓にはバランス(カーテンの前飾り)を付けた、クラシック柄のピンク系のカーテンを配します。窓と窓の間の壁と、入り口の両サイドにこれもクラシカルな壁付け照明を等間隔に配し高級感を演出します。正面のステージには大きなスクリーンを置いて後ろからもよく見えるようにします。ステージの両サイドの部屋は、放送ブースと収納庫になっています。机はマホガニーの天板で、折りたたんで可動できます。椅子の背もたれは長い会議も疲れない角度に配慮されている物を選びました。椅子の座面の布はゴブラン織りを使用しています。プライドのある会議がなされる108人収容の会議室の演出です。
【マホガニー】
西インド諸島が原産です。今ではメキシコ南部から中央アメリカ、ブラジルの各地に植栽されています。高さは50メートルにもなります。材は世界三銘木のひとつとして有名で、加工しやすいうえに乾燥後は狂いがきわめて少なく、また耐朽性が高いという特徴があります。高級な家具や装飾用材、帆船などに使用されます。
世界三大銘木とは、クルミ科の広葉樹である「ウォールナット」、クマツヅラ科の広葉樹である「チーク」、センダン科の広葉樹である「マホガニー」のことを指します。高い耐久性や耐水性などの利点が多く欠点が少ない。上品で最も家具や建築に適している木材です。また、モクセイ科の広葉樹である「アッシュ」も合わせて「世界四大銘木」と呼ばれることもあります。