民泊を始める方に、また和のインテリアを楽しみたい方に「和のインテリアシリーズ」を提案をしています。
日本の帯や着物の柄は美しくしれをインテリアに取り入れたいとズーと思ってきました。打ち掛けの着物は美しい刺繍が施されていますが、今回ベッドヘッドに掛ける事で「和のインテリア」を提案しています。
着物や帯の美しい柄はそれぞれ呼び名や意味があります。それを在庫柄の中から紹介していきたいと思います。今回は鶴文です。
鶴文:古来、鶴は日本人の心情にぴたりと寄り添う鳥であった。立ち姿も飛び交う姿も優雅で気品があり、穏やかな性格、そして長寿の瑞鳥であった。オリエントで生まれた「花喰い鳥文」が、鳩やオウムまたは異国の鳥であったが、平安時代に和風化された鳥は鶴、くわえる枝や真珠、リボンが松となって定着したのも、身近に第一等の鳥としてあったのが鶴だったからだろう。したがって鶴は基本的に吉祥、瑞祥を表すモチーフであり、鶴亀の組み合わせ、松竹梅鶴亀、また蓬莱山文の要素としてなど、喜び、品位を象徴する文様となる。
出典:きもの文様図鑑