民泊を始める方に、また和のインテリアを楽しみたい方に「和ノインテリアシリーズ」を提案をしています。留袖の着物に帯と家紋をつけた特許出願商品の「カーテン侍」シリーズを紹介します。洋室の窓「侍カーテン」にかけるだけで和の演出ができます。写真 は開いた 場面と閉じた場面です。
在庫柄より今回は「雲文」の着物紹介をいたします。
こちらは紺の付け下げで山華にかかる雲が美しく描かれています。
雲文:中国の神山思想 を受け継いだ瑞雲と、自然の一添景としての雲との、二種類がある。前者を日本では霊芝雲と呼ぶ。霊芝とはサルノコシカケに似た茸で、薬でもあるが、この形に似た模様なのでつけられた名前であろう。一方で平安時代、雲の自然な姿を写した横になびく形の雲文が現れる。瑞祥の意味はなく、むしろ画図構成の上で雲文が巧みに活用されたのは「源氏物語絵巻」などの見られるとおりであり、この種の雲文を俗に「源氏雲」と呼ぶ。
出典:きもの文様図鑑