民泊を始める方に、また和のインテリアを楽しみたい方に「和のインテリアシリーズ」を提案をしています。
日本の帯や着物の柄は美しくしれをインテリアに取り入れたいとズーと思ってきました。帯で創るタペストリーを紹介します。ただ帯を飾るのではなく、帯の後ろに共布を重ね帯を一段と引き立たせた作品です。白地と金箔に鴇色の鳳凰が舞っている帯に鴇色の布を重ねた帯のタペストリー。こちらはJAPANTEX2016において「プロが選ぶお薦め商材コンテスト」銅賞受賞した作品です。
着物や帯の美しい柄はそれぞれ呼び名や意味があります。それを在庫柄の中から紹介していきたいと思います。今回は鳳凰文です。
鳳凰文:鳳凰は中国の古代伝説によれば、有徳の天子の下、天下治まれば現れる瑞鳥とされる。鶏や孔雀、獣を合体させた架空の鳥で、優美な姿態が吉祥性を高める。正倉院御物にも鳳凰文は見られる。平安時代になっても大切な文様とされ「桐竹鳳凰文」は天皇が重要儀式のときに召す袍の文様とされてきた。江戸時代になっても優雅な吉祥文として人気は高く、ことに女性に愛好され現在に続いている。
出典:きもの文様図鑑